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山口・周防大島の宇宙桜、喜びの開花 事故やコロナからの復興の励みに

2021/3/19 21:07
2輪が開花した「宇宙桜」を見つめて喜ぶ国広代表(左)。奥は大島大橋

2輪が開花した「宇宙桜」を見つめて喜ぶ国広代表(左)。奥は大島大橋

 山口県周防大島町西三蒲の瀬戸公園に住民が昨年植樹した、国際宇宙ステーションに滞在した「宇宙桜」が開花した。大島大橋への貨物船衝突事故や新型コロナウイルス禍からの復興を目指す島の励みになると、住民たちに喜びが広がっている。

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 2020年2月に高さ1・7メートルの苗木を植樹した宇宙桜は現在、高さ約3メートルに成長した。大島大橋を眼下に見下ろす丘の中腹で直径3センチほどの小ぶりな2輪を咲かせる。08年から8カ月半、宇宙を「旅」した桜の2世。樹齢2千年とされる日本三大桜の山高神代桜(山梨県北杜市)の子孫に当たり、高さ30メートルほどに育つという。

 公園を桜の「名所」にしようと取り組む周防大島・山高神代桜の会とNPO法人周防大島ふるさとづくりのん太の会が、苗木をわけてもらい植樹した。

 桜の会代表の国広和孝さん(73)は「今年は大島大橋開通45年。事故に続くコロナ禍で大変だが、宇宙桜が島に元気を運んでくれるはず」と喜んでいた。(川井直哉) 

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