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ディーゼル「やまぐち号」発車オーライ、9月20日まで運行 SLは修理・点検中
2021/3/20 19:36
JR山口線の観光列車「やまぐち号」の今季の運行が20日、始まった。例年、客車をけん引する蒸気機関車(SL)のC57とD51(デゴイチ)が修理・点検中のため、代わりにディーゼル機関車(DL)が走る。
普段はSLの故障時に代走を務めるDL「DD51」が先頭車両。9月20日までの35日間、夏休みなどの連休を中心に新山口駅(山口市小郡令和)―津和野駅(島根県津和野町)間を1日1往復する。やまぐち号の10月以降の運転は未定。
この日、第1便を見送ろうと、新山口駅に鉄道ファンや家族連れが訪れ、DD51の前で記念撮影を楽しんだ。周南市から家族3人で訪れた周陽小1年野村隼也さん(7)は「色も形もかっこよかった。SLがいないのは寂しいけど、今年もやまぐち号を何度も見に行きたい」と笑顔だった。
1979年のやまぐち号の運行開始以来、初日からDLがけん引するのは初めて。C57は昨年10月の故障の修理を、D51は長期となる精密検査を受けている。(東聡海)
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