地域ニュース

西国街道、若者が謎解きゲームやユニーク動画でPR

2021/3/22 17:16
江戸時代をイメージし、和服姿で筋トレ動画を撮影する中区役所の職員たち

江戸時代をイメージし、和服姿で筋トレ動画を撮影する中区役所の職員たち

 江戸時代に広島城下を東西に貫いた「西国街道」を地域資源に生かそうとする取り組みが広がっている。広島市中区役所の若手職員有志は、街道沿いを実際に歩いて謎を解くゲームをインターネットで配信しているほか、ユニークな筋トレ動画も制作中。「地域の歴史を多くの人に知ってもらうきっかけにしたい」とアピールしている。

 西国街道は現在の京橋や八丁堀、紙屋町地区を走り、多くの人でにぎわったとされる。同区役所では昨年5月、30歳前後の職員10人がプロジェクトチームを結成。市民団体「まちなか西国街道推進協議会」などの助言を受け、企画の検討を重ねてきた。

 ゲームは今月、ネット配信を始めた。本通り商店街や袋町地区など12カ所へ実際に行き、各所にある神社や案内板などと、区ホームページ(HP)のヒントを照らし合わせて謎を解く仕組み。筋トレ動画は、町の様子を描いた市指定重要有形文化財「広島城下絵屏風(びょうぶ)」に描かれた町人や動物の姿に着想を得て制作中で、区スポーツセンターの指導を受けながら今月中の完成を目指す。

 このほか、街道にちなんだアートイベントの検討も進めている。メンバーで区維持管理課の小桜貴大さん(32)は「中区の魅力を再発見できる多彩な楽しみ方を提案したい」と話す。

 ゲームは区HPの「ほうじゃ!西国街道で遊ぼうや」のコーナーから参加でき、解き終わって応募すると先着50人に西国街道をデザインしたマンホールキーホルダーがもらえる。また仏壇通り(中区)の漆芸家による漆塗り箸などが抽選で当たるキャンペーンも6月末まで展開している。(城戸昭夫)


この記事の写真

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧