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木下大サーカス、火災や感染対策万全 広島市西区の特設会場で消防訓練
2021/3/22 21:12
木下大サーカス広島公演(中国新聞社主催、中国新聞社会事業団特別協力)が開かれている広島市西区観音新町の広島マリーナホップ特設会場で22日、消防訓練があった。サーカス団員と広島西消防署員たち約90人が参加した。
会場の赤テント隣の売店から出火した想定で団員が119番し、消防車3台が出動。団員は避難誘導の手順などを確認し、自前の消防ポンプを使ってテントに放水した。終了後、ゾウが鼻で放水するパフォーマンスもあった。
木下サーカス(岡山市北区)は、各公演先で地元消防署の協力を得て訓練をしている。木下唯志社長は「新型コロナウイルス対策を含め、あらゆる面で安心安全なサーカスにしよう」と呼び掛けた。広島公演は6月7日まで。(高本友子)
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