地域ニュース

【詳報・克行被告第47回公判】弁護側被告人質問<4>県連のHPには案里の紹介がなかった

2021/3/24 1:47

 弁護人 企業や団体への活動はどういう目的があるのか。

 被告 大変重要な政治活動の柱の一つです。推薦をもらい、自らの支持を拡大する。企業、団体は多くの方が所属する。多くの方々との接点を個人宅よりもちょうだいできる。民主主義を推進する上で健全な企業、団体献金が必要。政治活動の経済的な裏付けを獲得する上で大変重要だ。

 弁護人 推薦を取り付けるのは票を結びつけたい気持ちがあるか。

 被告 はい。

 弁護人 推薦をもらって支持をいただく、献金をいただくのは分かりやすい。他のメリットは。

 被告 政策形成にあたり、企業、団体との意見交換は極めて有意義でした。18年の月刊河井克行に載せているが、職能団体と意見交換した。JAグループや土地家屋調査士会、司法書士会。ご意見、ご要望を承ることは、現場ならではの鋭い政策提言、役所はこう言っているが、現場は進んでいないという勉強になった。うかがった情報を基にさまざまな会議体で発言する。それが予算などに結実する。それを地元に戻って企業、団体に報告し、お返しする。一票を入れてほしい、パーティー券を買ってほしいということじゃなくて。現場が1番大事だ。1番重要なのは現場主義。企業、団体との情報交換は極めて有意義でした。

 弁護人 生の情報を得てフィードバックするのに企業、団体との関係は重要か。

 被告 はい。信頼していただけないと、現場の胸襟を開いて現場の生の情報を話してもらえない。選挙中では推薦の形で発展する。

 弁護人 長い政治経験をお持ちのベテラン政治家でも、地盤培養、党勢拡大は日々必要か。

 被告 自分のことをベテランと思ったことはない。選挙が来るたびに新人のつもりで戦ってきた。有権者が変わります。広島3区は人口の流動が多い。前回の票数にあぐらをかいているとしっぺ返しに遭う。初年兵の気持ちで挑戦してきた。毎回、国政選挙は争点が違う。今後はコロナ関係が重要になると思う。前回こうだったから今回はこれが通用するということはない。

 弁護人 新人候補は地盤培養が重要か。

 被告 はい。現職議員になると、毎回の政治活動が見方によれば選挙運動になり得る。会合には来賓として出席するし、行事に招かれる。新人はまず呼ばれない。現職が大変有利だ。新人は現職に負けないぐらいの活動量を増強しないといけない。私が県議選に出た時は、町民運動会で朝の5、6時からグラウンドで場所取りをする方々を目当てに、小学校の校門に立ち、自分でガリ版で刷った政策チラシを配った。地道にこつこつ活動しないといけない。

 弁護人 案里氏の公認後、自民党の選対本部長はどういう人が就くのか。

 被告 広島県は改選を迎えない現職の参院議員が務めます。

 弁護人 案里氏の場合は。

 被告 案里の場合、選対本部長は設置しませんでした。

 弁護人 選対本部長に就いてくれなかった。

 被告 はい、そうです。

 弁護人 選挙に向けた諸活動がある。広島県では参院選に向けてどんな体制で行われるか。

 被告 自民党では参院選に向けて広島県連が仕切って準備し、選挙中の活動をする。
(ここまで 1270文字/記事全文 3850文字)

会員限定の記事です
  • 無料登録して続きを読む
  • ログインする
  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧