河井元法相、議員バッジ着けずに入廷 被告人質問続く
2021/3/24 12:14
2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、地方議員や後援会員ら100人に現金を渡したとして公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(58)=衆院広島3区=の第48回公判が24日、東京地裁で開かれた。23日に続いて弁護側による被告人質問があり、克行被告は議員バッジを着けずに入廷。参院選前の後援会活動などについて説明した。
克行被告は昨年8月の初公判で起訴内容を全面的に否認して無罪を主張したが、23日に始まった被告人質問で主張を一転。起訴内容の大半について買収の目的を認め、衆院議員を辞職する考えも明らかにした。辞職の時期には言及していない。
克行被告は19年3〜8月、同選挙区で妻の案里元参院議員(47)=同罪で懲役1年4月、執行猶予5年が確定=を当選させるため、地方議員や後援会員ら100人に現金を渡したとして起訴されている。23日の被告人質問では、そのうち90人に渡した現金について選挙買収の目的があったことを認めた。陣営スタッフら10人に関しては「買収には当たらない」などと争う姿勢を示し、案里氏との共謀は引き続き否定した。
克行被告が買収を認める姿勢に転じたことで、今後の公判では2千万円を超える買収資金の原資や、参院選前に自民党本部が河井夫妻の政党支部に入金した1億5千万円が明らかになるかが大きな焦点となる。
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