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猫にペンキ、虐待被害か 尾道で保護、警察捜査へ

2021/3/29 19:45

顔と体の毛をそるなどして治療した猫。鼻付近にペンキの一部が残る(ペットマナープロジェクトおのみち提供)

 尾道市東土堂町の千光寺公園で何者かが猫にペンキをかけたとみられることが29日、分かった。観光客が見つけ、市民グループ「ペットマナープロジェクトおのみち」が保護した。付近では最近も猫2匹を傷つけた男性が動物愛護法違反容疑で逮捕され、罰金刑を受けたばかり。全国の愛好家を引きつける「猫のまち」でショッキングな出来事が相次ぐ。

 県外から猫を目当てに年数回訪れる女性が28日正午すぎ、顔や体のほぼ半分に緑色のペンキがべったり付いた猫を見つけた。知人と保護し、福山市内の動物病院で麻酔して毛をそってもらった。同グループは引き取り主を見つけて譲る方針。治療費は女性が支払いを申し出ている。

 同グループはペンキの付き具合から何者かが猫の頭から浴びせたとの見方を強め、尾道署に通報しパトロールの強化を要請した。同署は動物愛護法違反の疑いで捜査する。

 付近では、猫2匹を牛刀で傷つけた男性が2月に逮捕され、尾道簡裁から罰金10万円の略式命令を受けた。同グループは公園を管理する市などに防犯カメラの設置を求めている。向井純子代表(66)は「千光寺公園の猫は人懐っこく被害に遭いやすい。散歩の時などに目を配り、虐待から守ってほしい」と呼び掛ける。(森田晃司、石下奈海)



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