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広島市植物公園、咲いたら知らぬ花 高さ3メートル「珍しいことに変わりない」 種名を特定中

2021/3/29 21:15
高さ3メートルのコンニャクの花。先端のやり状部分が「付属体」、その下の赤褐色の花びらのような部分が「仏炎苞」(撮影・大川万優)

高さ3メートルのコンニャクの花。先端のやり状部分が「付属体」、その下の赤褐色の花びらのような部分が「仏炎苞」(撮影・大川万優)

 広島市植物公園(佐伯区)で、高さ約3メートルの巨大なコンニャクの花が開花した。同園は、世界で最も背の高い花とされる「アモルフォファルス・ギガス」とみて栽培し、開花は国内3例目とPRしてきた。しかし、花の「付属体」がクリーム色で本来の色と異なることから、別種の可能性が浮上。現在、種名の特定を進めている。

 長い茎の先に、やり状の付属体があり、周りを花びらのような仏炎苞(ぶつえんほう)が覆っている。職員が29日朝、仏炎苞が開いているのを確認した。数日でしおれるという。

 ギガスはインドネシア・スマトラ島原産のコンニャクの仲間。同園は2017年に苗を購入し育て始めた。しかし今月中旬に姿を現した付属体はクリーム色で本来の赤茶色とは違うため、国内で過去2度、ギガスを開花させた小石川植物園(東京)に鑑定を依頼中だ。

 市植物公園企画広報係の高井敦雄係長は「ギガスでない可能性が高いが、珍しいことに変わりはない。また花を咲かせるように大切に育てたい」としている。(坂本顕)

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