地域ニュース

【詳報・克行被告第50回公判】弁護側被告人質問<5>(宏池会の)方向から圧力、妨害があったと

2021/3/30 0:39

弁護人 市議の態度についてうかがわせることを言ったか。

被告 選挙が終わって初めてBにお会いしました。4票差で通ったのはBの頑張り。Bが死に物狂いで頑張ったから当選したんだというのが地元の声でしたから、そう言うとご本人もうれしそうに「ああよかった、よかった」とおっしゃるんです。「これは当選祝いです、市議にお渡しして下さい」と差し出しました。

弁護人 Bが市議が怒っていることに呼応するようなことを言ったり、態度で示したりしたことは。

被告 権謀術数をろうするような人ではありません。いつものBで変わりない、当選したことも喜んでいる。私の行動について入っているなら、ちょっとした反応があると思うけど、なかったんですね。ほっとしました。

弁護人 市議が腹を立てているということを言うと、説明するつもりだったのか。

被告 仮定の質問はお答えできないです。

弁護人 「経費はかかっていますが、持ち出しじゃけ。あなたからもらうものではない」というのは言われたか。

被告 いいえ「当選祝いです」と言ったのにどうして経費という話なのか分かりません。

弁護人 拒むということは。

被告 特になかったですよ。市議のところに行かれて当選祝いのことで相談しているのに、なぜ経費の話になるのか分からないですね。

弁護人 市議に現金を渡すにあたって、案里さんの当選は考えたのか。

被告 そういった反応があるとは思わなかった。市議との良好な関係と思っていましたから。第3選挙区支部の義務として党に公認候補が当選されたわけですから、お祝いを持って行く。それに加えて案里の政治活動、選挙戦についてもご配慮いただければありがたいなという気持ちがありました。

弁護人 市議が腹を立てている様子はあった。当選祝いはだめだということは。

被告 現場では大変恥ずかしい思いをしましたので、支部長のBにすぐ言うのは同じように恥ずかしいので言いませんでした。Bに間に入っていただけるならありがたい、ついさっきそういった言葉を言われて木島市議が私かBにいうことで、Bが市議に仲立ちする気持ちがうせてしまうのではないか。市議とのやりとりについてBに言うのは控えたいと思いました。

弁護人 昔からの同級生で説得してくれるというのはありえるか。どういったことが期待できるのか。

被告 はい。政治的影響力でいえば、厳しい選挙戦で当選したのはBの活動のたまものとみなさんがおっしゃっていた。多大な貢献をしたBの言うことに耳を傾けてくれることを期待しました。Bは市議と小学校の同級生。後援会長と議員の関係にとどまらない。何が原因か。市議選のことではないと思いました。河井案里が自民党に公認され、市議は宏池会との関係が深い。そっちの方向から圧力、妨害があったと思いました。率直な話をBを通じて知りたいと思いました。

弁護人 そもそもBの立場の人に30万円を渡すことはあり得るのか。

被告 多すぎます。

弁護人 Bから返金の申し出はあったか。

被告 はい。

弁護人 どんな内容か。

被告 地域の案里の後援会結成の集いで、公民館駐車場の車内でありました。

弁護人 何と言ってきたか。
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