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【詳報・克行被告第51回公判】弁護側被告人質問<3>正しいことを言うと政治の世界では少数派になる

2021/4/1 2:29

■天満祥典・前三原市長への現金提供

弁護人 まず天満さんとはどういう人間関係だったか。

被告 もともと私の生まれが三原市。父方の出も三原市です。最初から三原には生まれたところということで親近感を持ち、古里と思っていました。天満さんが市長選に立候補すると。妻は天満さんとともに県議選初当選の同期でした。天満さんの市長選には私も選挙事務所に応援に行き、激励しました。私は2期目の選挙の決起集会に出席して激励のあいさつをしました。天満さんも私の第3選挙区支部の政治資金パーティーに出席し、あいさつしました。市長として立派な仕事をしました。毛利元就公のご子息は3人いた。そのうちの1人は小早川隆景公で三原城の城主。安芸高田市吉田は毛利本家があり、吉川家は大朝に城があった。3本の矢のとおり、毛利公の歴史遺産を活用して、日本遺産の指定を文部科学省に働き掛けること、地域活性化の陳情、相談をいただいていました。私が幼いころに過ごした三原のこと、神明市のことを天満さんに話したところ、2年連続で招待を受けました。妻も父も招かれ、昼食もやっかいになりました。いっそう関係が深くなったのは平成30年7月6日の集中豪雨。三原市で甚大な被害が出て、市長の先導で被災地を回り、意見交換しました。人間的にすばらしく、誠実な人ですし、裏表のない方。災害の視察は暑い時で、市長は汗をかきながら現場の様を熱っぽく訴えました。

弁護人 被告人は3月27日に50万円、6月2日に100万円を渡して起訴された。間違いないか。

被告 はい。

弁護人 どういう気持ちで渡したか。

被告 一つは政治家として応援させてほしい。被災地で汗を流した。若い方じゃない。中高年、高年に近い。あの姿を見て、これが政治の原点であり、見習わなきゃいけないと思い、政治的な意味で応援させてほしいと思いました。個人的に話していると、馬が合い、楽しいし、実直な方で、色んな話をしました。人間的な好意を持っている。こういうことも含めて応援させてほしいと感じました。

弁護人 被告人の政治基盤の観点で、天満さんはどういう見方をしていたか。
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