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東京・大阪などの都市圏との往来自粛を 広島県知事が要請(2020年4月6日掲載)

2020/4/6 23:11
臨時の記者会見で県民に協力を呼び掛ける湯崎知事

臨時の記者会見で県民に協力を呼び掛ける湯崎知事

 新型コロナウイルスの感染防止へ、広島県の湯崎英彦知事は6日、県民に対して、感染者が多い東京都、神奈川県、大阪府、福岡県とその周辺の都市圏との間で、不要不急の往来を控えるよう求めた。広島県内でも感染が広がれば、今週末の外出自粛を要請する可能性に言及。「今後1週間が、感染者の爆発的増加を抑え込めるかの転換点だ」と強調し、警戒を訴えた。

 湯崎知事は臨時の記者会見で、県内の感染者数が5日現在で15人となり「感染を一定程度抑えられているが、感染早期から感染期へ差し掛かっている」と分析。現時点では東京都や大阪府のような外出自粛を求めていないとしつつ「場合によっては急カーブを描く前に対応する」と述べた。

 県内の多くの公立学校の6日の再開については、臨時休校を延長した他の自治体に比べて感染が広がっていない点や、学習機会を確保するのを理由に挙げ、理解を求めた。その上で「感染者が急増するなど状況が悪化した場合は、学校設置者への臨時休業の要請も考えられる」と展望した。 

 感染が確認された場合の保健所による調査への協力や、夜間営業の接客を伴う店の利用自粛も訴えた。国による緊急事態宣言では、県がすぐに対象になることはないとの見方を示した上で「必要な時にはちゅうちょなく宣言するべきだ」と求めた。(畑山尚史)

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