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中国地方3月平均気温が過去最高 80観測地点のうち79地点、温暖化と高気圧要因

2021/4/1 22:31

桜が満開となった平和記念公園で、日傘を差して散策する人たち=3月31日、広島市中区(撮影・大川万優)

 中国地方の3月の平均気温が、全80観測地点のうち79地点で史上最高となったことが1日、気象庁のまとめで分かった。同庁は近年の温暖化に加え、高気圧に覆われる日が多かったことなどが要因とみる。広島県で桜の開花が全国で最も早くなるなど記録的な暖かさが続いており、植物の生育にも大きな影響を与えている。

 同庁によると、広島県内で3月の平均気温が最も高かったのは広島市中区の12・1度。統計が残る1879年以降で最も高かった2002、20年の11・0度を1・1度も上回った。県内で2番目に高かったのは呉市の12・0度で、これまで最高だった20年の11・1度を更新した。

 その他の主な地点は、山口市11・7度▽福山市11・0度▽岩国市10・7度▽松江市10・4度▽広島市安佐北区10・3度。いずれも4月上旬並みの気温だ。最高にならなかった1地点は島根県海士町で、02、20年より0・1度低い9・5度だった。

 暖かさの要因について同庁は「近年は気温が高い傾向にあり、温暖化や都市化も影響している」と指摘。また広島地方気象台によると、今年は移動性高気圧に覆われた日が多く、南から暖かい空気が入りやすい状態が続いたという。

 植物への影響は大きい。JA広島市によると、農作物の出来も早まり、ホウレンソウや水菜などの葉物は出荷量が増え、価格が低迷している。

 同庁は、中国地方の4〜6月の気温は平年並みか高い日が多いと予報している。(浜村満大)

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