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HPで雲海の発生予報 島根県美郷町と鳥取環境大、システム開発

2021/4/2 22:59
雲海の発生予測のサイトを説明する重田准教授

雲海の発生予測のサイトを説明する重田准教授

 島根県美郷町は、町内で雲海が見られる確率を知らせる「雲海予報」を始めた。公立鳥取環境大などの協力で予測のシステムを開発し、町の特設サイトで最長10日先までを公開する。三瓶山南麓の野間地区など、山間部の町ならではの雲海スポットにいざなう。

 建設コンサルタントのテクノシステム(出雲市)が町内の湿度や風速などのデータを収集。同大環境学部の重田祥範准教授(気象学)が過去の天気図や発生記録と合わせて分析し、0〜100%の確率を算出する。町ホームページに設けたサイトは「美肌県美肌町雲海予報」と名付けた。毎週月、木曜日に更新し、発生しやすい3〜5月と9〜12月に予報を載せる。

 雲海は、昼夜の寒暖差や弱風などの条件が重なって発生し、山に囲まれた地形は頻度が高い。野間地区や同町上野の田之原展望台がスポットとして知られる。

 昨秋の試験では約8割の日で予報が当たったという。重田准教授は「精度を高めていきたい」。嘉戸隆町長は「ユニークな予報でわくわくする。町内に泊まり、朝早くから雲海を楽しんでほしい」とした。

 重田准教授によると、兵庫県朝来市などで例はあるが、今回のように長期的な予報は珍しいという。(鈴木大介)


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