地域ニュース

広島市内の公立校休校へ 来週半ば〜来月6日、三次市・府中町も(2020年4月10日掲載)

2020/4/10 23:17
広島市役所

広島市役所

 広島県内での新型コロナウイルスの感染の広がりを受けて、広島市と三次市、広島県府中町の2市1町は10日、全ての市町立学校を来週半ばから5月6日まで一斉に臨時休校にすると決めた。県教委も、広島市内の全県立学校について4月16日から5月6日まで臨時休校にすると決定。新学期に再開したばかりの学校が、一転して休みに逆戻りする。

 広島市教委は4月15日から小中高校213校と幼稚園19園で、16日から特別支援学校1校で実施。三次市教委は16日から33小中学校で、府中町教委は15日から7小中学校で踏み切る。

 広島市教委は、政府の緊急事態宣言が出た7都府県と往来した感染者が市内で確認され、さらに感染が拡大する恐れがあると判断した。三次市教委は「子どもたちの安全を守りたい」と説明。府中町教委は広島市と生活圏がほぼ重なる事情などを考慮したとする。

 広島市の松井一実市長は9日、市教委に臨時休校の再実施を検討するよう求めていた。今回の決定を受けて「市内は、県内でも拡大の恐れが格段に高くなっている。教育の機会も重要だが、命は何よりも大切にしなければならない」と説いた。

 広島県教委も10日、広島市内の全ての県立学校21校の臨時休校を決めた。内訳は高校17校と特別支援学校4校。それ以外の市町の県立学校については継続を基本とした上で、各地域の実情に応じて検討する。

 平川理恵教育長は、広島市以外でも県内の感染者の状況が日々、変わっていると指摘。「各市町教委と十分協議し、なるべく混乱のないようにやりたい」と述べ、今後、一斉休校を拡大する可能性を示唆した。

 広島県内の公立学校は3月2日以降、段階的に休校に入った。春休みを経て新学期の4月6日から、順次再開している。 

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧