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【詳報・克行被告第52回公判】弁護側被告人質問<5>応援弁士申し込んだが呼んでくれたことない

2021/4/6 0:37

■今田良治広島市議への現金提供

弁護人 今田市議との関係性について聞く。3月24日に30万円、6月1日に20万円を渡したことは間違いないか。

被告 はい。

弁護人 彼は法廷で陣中見舞いとは言われていない。当選祝いと言われたかは覚えていないと言っていたが、どう思ったか。

被告 1回目に渡した際に陣中見舞いと言わないはずがない。何を持って証言したのか、本当に残念。事実を語って欲しかった。公示の前だったので陣中見舞いとはっきり言いました。陣中見舞いと言わなかったら相手も受け取りようがない。2回目も「少し遅くなりましたが、当選祝いです」と明確に言っています。

弁護人 今田市議との関係性は。

被告 悪かったです。因縁がいろいろとありました。少しでも関係を良くしようと市議選での応援弁士を申し込んだが一度も呼んでくれたことはありませんでした。衆院選の時でも今田先生がはっきりと応援してくれたことはなかったです。関係が特に悪くなったのは、数年前、今田市議を巡り、県警が公選法違反の疑いで捜査し、私が県警に通報したと、河井克行のことを恨んでいると聞いた。それ以降際だって良くない関係が続いていました。

弁護人 現金を渡したのは関係を良くしたい思いもあったか。

被告 はい。安佐北区で行政機関が集まっているのが可部地区。そこのたった一人の自民党市議。できれば関係改善したい、味方にしたいという気持ちがありました。

■宮本新八広島県議への現金提供

弁護人 宮本新八さんとは関係が良かったか。

被告 はい。

弁護人 公判の証言で、宮本さんから案里さんの公認の話をした際に被告が「大変です。助けて下さい」と言われたと証言した。実際はどうか。

被告 証言は全般的に私と距離を置きたがる気持ちであふれていた。その証言もその一つ。私から能動的に言うことはありません。新八先生から切り出してもらって、こちらから儀礼的によろしくお願いしますとお答えしただけだと思います。

弁護人 3月27日にお金を渡した際に机の天板から低いところでお金を渡されたと証言していたが事実か。

被告 全く事実に反します。すぐ近くのテーブルに私の後援会の幹部が座っていました。その人たちは彼と私の会話を聞いていた。その人たちが見ているのにこそこそ隠しながら渡さないといけないのは全く自然性がないです。

弁護人 どんな机だったか。

被告 折り畳み式の長机を二つ並べて一つの机にしていました。

弁護人 被告人と宮本さんがいて同じテーブルに後援会の人もいたということか。

被告 はい。机は長かった。後援会や町議会議員もいました。離れたところにスタッフが2人いたと証言されていたが全く事実と違う。告示の前の日だった、明日選挙が始まるのに夕方に事務所にスタッフ2人はあり得ない。選挙は祭のようなもので、前夜は高揚感がある。地元の議員たちがそこにいるのは当然だと思う。

■児玉浩前安芸高田市長へへの現金提供

弁護人 児玉浩さんに、自分の選挙のため以外にお金を渡した理由は。
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