地域ニュース

参院広島 柏村流「世直し宣言」 旗手を自負、自民票も吸収(2001年7月30日掲載)

2021/3/25 0:03

 参院選広島選挙区は、テレビキャスターだった無所属新人、柏村武昭さん(57)が、戦後ずっと与野党で分け合ってきた指定席を崩した。分かりやすい言葉で「旧来型」を攻撃。改革をうたう小泉純一郎首相とイメージをだぶらせるのに成功し、無党派層だけでなく自民党票も取り込んだ。

 テレビの当選確実が相次いだ午後八時半前に「勝利宣言」。「小泉さんと日本の大手術をする」とガッツポーズした。

 「ダメな政治家はリストラしよう」。理屈抜きの単純な物言い、身ぶり手ぶり。「小泉さんや(田中)真紀子さんのように自分の言葉でしゃべるのは、広島では僕だけ」。自らを改革の側に置き、二人の前職を「旧態依然」と切り捨てた。

 視聴率20%を超える番組を八年続け、知名度は群を抜いていた。地べたに座り込む茶髪の若者にも声をかけた。週刊誌やスポーツ紙、民放キー局のニュース番組が、「小泉流」と取り上げた。

 「県民党」を掲げる傍ら、公明の比例前職を応援。公明党県本部の「支援」を取り付けた。自民党の亀井静香前政調会長の地盤では、「弟分」を名乗り、元自民党県議が陣営に入るなど、したたかさも見せた。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧