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中国地方最後のストリップ劇場「広島第一劇場」閉館へ 映画「彼女は夢で踊る」を撮影

2021/4/6 18:17
46年間の歴史に幕を閉じる第一劇場(6日、撮影・藤井康正)

46年間の歴史に幕を閉じる第一劇場(6日、撮影・藤井康正)

 中国地方に残る唯一のストリップ劇場「広島第一劇場」(広島市中区薬研堀)が、老朽化したビルの取り壊しに伴い、5月20日を最後に営業を終える。福尾禎隆社長(69)が6日、記者会見で発表した。幾度かの閉館の危機を乗り越え、46年にわたって続けてきたショーに幕を下ろす。

 【写真】46年の歴史 劇場内で記者会見

 同劇場は1975年に開館。2000年ごろの最盛期には1日平均700人もの観客でにぎわったが、近年は平均30〜50人と低迷していた。16年に建物の老朽化を理由に閉館を発表したが、存続を願うファンの署名活動を受け、一時閉館を挟みながら営業を続けていた。19年には同劇場で撮影した映画「彼女は夢で踊る」が公開され、話題となった。

 ストリップ劇場は1960年代には全国に約300軒あったが、現在は約20軒にまで減少している。福尾社長は会見で、「ファンや関係者に支えられ、奇跡的に営業を続けられた。閉館は寂しいが仕方がない」と話した。地権者の意向でビルは取り壊され、跡地ではホテルの建設が予定されている。(西村文)

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