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【詳報・克行被告第54回公判】検察側被告人質問<3>私の手持ちの資金で賄いました

2021/4/9 1:45

 検察官 FさんとGさんのことをきく。Fさんには、山崎正博県議への陣中見舞いとして渡したということだが、あなたは山崎県議とは仲が悪かったか。

被告 はい。

検察官 仲が悪いので、買収の意味があるお金を渡したら情報をばらされる危険があると思わなかったか。

被告 そこまで複雑な思考回路はなかった。長年悪い関係でした。統一地方選がいい機会と思い、陣中見舞いを差し上げて関係を改善したいという気持ちでした。

検察官 Fさんは、お金を戻そうとしてあなたに渡したか。

被告 はい。

検察官 山崎県議にお金を渡したか確認したか。

被告 よく覚えておりません。

検察官 Fさんは、あなたが一度お願いしたことを失敗している。気にならなかったか。

被告 県議に渡ったか、気にならなかったことはないが、山崎県議が一度、Fさんからの受領を断ったと聞いていた。早々に県議の下に行くのは難しい、時間がかかっても仕方がないと思いました。

検察官 山崎さんに事務所で会えなかったので、Fさんを通じて山崎さんの後援会を動かしてもらおうと思ったのではないか。

被告 いえ。三矢会の会員には5万円で、Fさんにだけ30万円を渡すというのはあり得ない。

検察官 Gさんのことを聞く。あなたは木島市議のところに現金を持っていったが、屈辱的な断られ方をした。なおも当選祝いを差し上げたかったのか。

被告 木島市議は広島市議会議長の経験があり、第3選挙区支部合同の政治資金パーティーでも乾杯の音頭を取り、あいさつしてもらいました。もともと私を支持していたのではなく、(元衆院議員の)増原義剛氏の同窓で増原氏を支援してきたが、私の支持に変わった。つなぎ留めないといけないという強い決心があり、屈辱的な対応でも変わりなかった。

検察官 まず、木島さんに何があったかをGさんに聞いて調べるのが先ではないか。なぜ聞かなかったのか。
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