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広島市転入者に無料PCR 県が12〜25日に実施へ 2万人想定【動画】

2021/4/9 22:54

PCR検査の集中実施を発表する広島県の湯崎英彦知事

 広島県は9日、この春の就職や転勤、進学で広島市内に暮らし始めた人たちを対象に、新型コロナウイルスの無料のPCR検査を集中実施すると発表した。12〜25日の14日間、大学構内など市内19カ所に特設会場を開き、検査キットを配って回収する。事業費は1億5500万円で、約2万人の受検を見込んでいる。

 感染者が関西圏で急増するなど全国的に「第4波」の様相が鮮明となる中、県をまたいだ人の行き来に起因する感染が広島市内で増えているとみて、早期発見で抑え込む狙い。市民や市内で働く人のうち、県外と行き来したり、転入者たちと接触したりした場合も対象とする。県によると、特定の自治体への転入者に都道府県が集中検査をするのは初とみられるという。

 19カ所の特設会場は、JR広島駅(南区)北口と県庁(中区)、15大学の市内17キャンパス。対象者は特設会場で検査キットを受け取り、検体の唾液を採取後に原則、同じ会場へ出す。事業所は希望者分をまとめて受け取り、提出する。大学の会場は学生と教職員のみ受けられる。

 対象者は、中央新天地集会所(中区)と県営広島西飛行場跡地(西区)にある既設のPCRセンターと、市内の薬局204カ所を含めて、いずれも予約不要で利用できる。陽性の場合に限って、検査翌日に電話で連絡がある。

 県が3月26日〜4月7日の県内の感染状況を分析したところ、陽性者計127人の8割が広島市分だった。このうち県をまたぐ往来が要因とみられる事例は2週間前と比べて約4倍に増えていた。春になり、人の移動が活発化した点などが背景にあるとみている。

 広島市以外の市町に転入した人には、既存のPCRセンターでの受検を呼び掛けている。記者会見した湯崎英彦知事は「感染拡大の初期の段階で検査を充実させ、感染者の捕捉率を上げるのが重要だ」と強調した。(長久豪佑)


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