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「平和文化」醸成に力注ぐ/再開発で街づくり軌道 就任10年迎える松井・広島市長に聞く

2021/4/9 22:54

「都心の街づくりを動かし、市民に実感してもらえている」と手応えを語る松井市長

 10日で就任10年を迎える広島市の松井一実市長(68)が9日、中国新聞のインタビューに応じた。これまでの市政運営で都心の再開発などを押し進め、世界に誇れる街づくりが軌道に乗っているとの認識を強調。核兵器廃絶に向けて国際社会との連携を強め、市民が平和を願う思いを日常的に共有する「平和文化」の醸成に注力する考えを示した。(久保田剛)

 ―10年間をどう振り返りますか。

 各国の為政者や世界中の人たちに被爆の実態を伝え、被爆者の思いを共感してもらうため、「迎える広島」に取り組んできた。2016年には米国の現職大統領として初めてオバマ氏を、19年にはローマ教皇フランシスコを迎えた。(会長を務める)平和首長会議は10年間で約3300都市が増え、8千都市を超えた。市民社会も含め、共感の輪を広げる具体的な取り組みが確実に広がった。

 紙屋町・八丁堀地区とJR広島駅周辺の二つの地域では、一体的に観光客たちの回遊性アップなどを進める「楕円(だえん)形の都心づくり」を進めた。街の玄関口のJR広島駅南口広場の再整備や、サッカースタジアム建設計画なども前に進めた。市民には、街の変容を実感してもらえていると思う。

 ―都心の大改造が進む一方、財源確保が課題です。
(ここまで 523文字/記事全文 1404文字)

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