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「ポプ弁」ローソン・ポプラで生き残った 店炊きご飯の歴史と魅力

2021/4/11 10:58
ポプラの看板商品、ポプ弁の「特盛」。炊きたてご飯を詰める

ポプラの看板商品、ポプ弁の「特盛」。炊きたてご飯を詰める

 「ポプ弁」は、どうなるんですか―。広島県を中心にコンビニエンスストアを展開するポプラ(広島市安佐北区)が3月下旬、広島、山口、岡山の3県の58店を対象に「ローソン・ポプラ」への切り替えを始めた。同社には、電話やメールで、問い合わせが相次いでいるという。

 【動画】これが「ポプ弁」のボリューム

 同社が業績低迷の打開策として進めてきた、業界大手ローソン(東京)との提携店舗への切り替え。これが広島でも始まると中国新聞などが伝えて以降、ツイッターなどでも、その行く末を案じる声が飛び交った。「ポプ弁をなくさないで」「ポプ弁は買えるそうです」「よかった…」

 ポプ弁とは、ポプラが看板商品とする弁当の愛称だ。店内で炊いた、ほかほかご飯を詰める。さらに、その量も魅力の一つで、値段はそのままで大盛(350グラム)に、50円増しで特盛(450グラム)にできる。特盛を注文すると、容器からあふれんばかりに詰めてもらえる。がっつり食べたい男性客を中心に、根強いファンがいるそうだ。

 ポプ弁の始まりは、1974年の創業から9年後の83年。76年に弁当の自社製造を始め、この頃は工場で完成させていたが、83年から店でご飯を炊いて、おかずも調理して盛り付ける「HOT弁当」を売り始めた。

 ただ、店内調理では品質が安定しないことが課題となり、おかずは工場で作ることに。一方、ご飯は「炊きたて以上のおいしさはない」との考えで、店炊きを貫いた。いつしか固定客の間で「ポプ弁」と呼ばれるようになり、2010年、同社も正式に愛称として採用した。

 ▽「ローソン」も「ローソン・ポプラ」に、その訳は…
(ここまで 672文字/記事全文 1192文字)

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  • 店内で炊いたご飯を容器に詰めるローソン・ポプラの店員(広島市南区)
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