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広島県、転入者向けPCR会場設営 広島駅北口で12〜25日

2021/4/11 19:01

JR広島駅北口のペデストリアンデッキで特設会場のテントを組み立てる作業員たち(11日午後4時12分、広島市南区)

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために広島県が12〜25日に取り組む転入者向けの無料PCR検査の集中実施で、県は11日、JR広島駅(広島市南区)の北口に構える特設会場の設営作業をした。関西圏など全国的に感染の「第4波」が鮮明となる中、就職や転勤、進学などで広島市内で暮らし始めた人たちを事前予約なしで受け入れ、市内での感染者の早期発見と抑え込みを図る。

 駅北口の特設会場は、ペデストリアンデッキ(歩行者専用橋)にテントを設置して運用する。県の委託業者の約10人が午後4時から30分ほどでテントを組み立て、「感染しない、させない、もちこませない」などと書かれた看板を掲げた。

 12〜25日の14日間、午前7時〜午後7時に開く。県新型コロナウイルス感染症対策担当課の妹尾克佳主査は「交通の便が良く、分かりやすい場所。通勤や通学の際に利用してほしい」と呼び掛けている。

 特設会場は駅北口をはじめ、県庁(中区)、15大学の市内17キャンパスの計19カ所に設ける。転勤や進学で市内に転入した人のほか、県外と行き来したり、転入者たちと接触したりした市民や市内で働く人も受け入れる。予約は不要で、検査費用はかからない。

 希望者は各会場で検査キットを受け取り、検体の唾液を入れて原則、同じ会場へ出す。県がふだんから運用している、中央新天地集会所(中区)、県営広島西飛行場跡地(西区)の両PCRセンターと、市内の薬局204カ所も利用できる。陽性の場合に限って、翌日に電話で連絡がある。

 県によると今回の集中検査の事業費は1億5500万円で、約2万人の受検を見込んでいる。駅北口以外の特設会場の運用時間は、県庁が期間を通して午前7時〜午後7時。15大学の17キャンパスは平日の午前9時半〜午後4時で、学生と教職員に限って受け入れる。

 県は広島市以外の県内市町に転入した人には、既存のPCRセンターでの受検を呼び掛けている。 

【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

【グラフ】47都道府県・過去1週間の新型コロナ10万人当たり感染者数の推移

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