地域ニュース

思い立ったが休職 田舎生活へ見切り発車【耕すアラフォー記者】<1>

2021/4/12 20:49
山あいに赤瓦の屋根の民家が点在する東広島市福富町

山あいに赤瓦の屋根の民家が点在する東広島市福富町

 妻の目が見事に三角になっていた。「何、これ」。封の開いた私宛ての封筒を差し出して言う。差出人は東広島市。<貴方を本市の協力隊員として採用することに決定しました>

 「あ、受かったわ」

 地域おこし協力隊は国の制度。市町村の非常勤職員となって過疎地に赴き、活力づくりを手伝う。2019年春、中国新聞社報道部の記者だった私はひそかに東広島市役所を訪れ、採用面接を受けた。その結果が届いたのだ。

 「受かったわ、じゃなくて。会社辞める気?」「いや、休もうかなと。協力隊は田舎で働けるし…」。目を泳がす私の答えに、妻の目はさらに三角になる。だが、心は決まっていた。

 当時、地方支局から戻っての本社勤務は10年がたとうとしていた。その間、基本的に本社や役所、記者クラブを行き来する日々。まあ、それが普通なのだが、やがてもんもんとしてきた。これって望んでいた記者生活、人生か。

▽当時の上司は…
(ここまで 388文字/記事全文 1321文字)

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