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マツダが国内2工場の生産調整延長、5月29日まで 7万台追加減産(2020年4月22日掲載)

2020/4/22 23:59
マツダが生産調整の期間を延長する本社宇品工場(広島市南区)

マツダが生産調整の期間を延長する本社宇品工場(広島市南区)

 マツダは22日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国内2工場の生産調整を5月29日まで延ばすと発表した。4月27日〜5月1日は全面的に休業する。連休後の11〜29日は昼だけしか操業せず、一部の生産ラインを断続的に止める。約7万台を追加減産する。

 当初は4月末までの調整で、海外分を含め約6万台の減産予定だった。減産規模は世界で計13万台に拡大する。7月以降に挽回を図るが、業績悪化は避けられない。部品メーカーの経営も圧迫され、地域経済への逆風が一段と強まる。

 4月の国内生産は24日に終える。もともと休みの25、26日に加え27日からの5日間を臨時休業にする。本社など国内全ての拠点で従業員約2万2千人を休ませる。当初から予定する5月2〜10日の連休を経て11日に半月ぶりに生産を再開するが、29日までは本社宇品(広島市南区)防府(防府市)の両工場とも夜間操業をしない。さらに本社宇品は10日間、防府は12日間、第2工場を昼間も止める。

 休業中は期間契約者を含む全従業員に9割の休業手当を支払う。人員整理や早期退職の募集はせず、雇用調整助成金の受給を申請する。役員は6月まで月額報酬の最大25%を返上。幹部社員は6月からの3カ月間、最大5%減給する。

 マツダは国内生産の8割を輸出する。主な出荷先の欧米で8割の販売店が休業し、販売が大幅に落ち込んでいる。世界で需要が低迷しトヨタ自動車など他社も工場の休止を続ける方針を示している。(井上龍太郎)

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