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旧海軍第六潜水艇しのび慰霊祭 明治末期に沈没した岩国

2021/4/14 17:31
慰霊碑の前で殉職者の冥福を祈る奉賛会の会員や自衛隊員たち

慰霊碑の前で殉職者の冥福を祈る奉賛会の会員や自衛隊員たち

 明治末期に岩国沖で沈没し、犠牲となった旧海軍第六潜水艇の佐久間勉艇長と乗組員をしのぶ慰霊祭が14日、岩国市装束町の慰霊碑前であった。地元住民や海上自衛隊員たち約40人が殉職者の冥福を祈った。

 住民たちでつくる第六潜水艇殉難者遺徳奉賛会の主催。宮司の祝詞に続き、長野寿会長(84)が「乗組員の立派な最期の姿、崇高な精神を後世に伝え、国家と社会に尽くす」とあいさつ。出席者が玉串をささげ、海自隊の儀仗(ぎじょう)隊が敬礼し霊を弔った。

 第六潜水艇は呉市が母港。1910年4月に訓練中の故障で沈没し、14人の乗組員全員が犠牲になった。佐久間艇長の手帳には、職務を全うした乗組員の姿や潜水艇の発展を願い詳しい事故の状況などを書き残している。(片山学)

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