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広島県内の感染状況、2カ月ぶり「ステージ2」 GWに感染急増の恐れ

2021/4/20 7:25

広島県庁

 広島県は19日、県内の新型コロナウイルスの感染状況を、政府分科会が示す4段階の基準で下から2番目の「ステージ2」(漸増)へ引き上げた。新たな感染者の人数や、経路が分からないケースの増加を踏まえた。県民には、PCR検査の積極的な受検や、「まん延防止等重点措置」が適用されている地域との行き来の自粛などを呼び掛けた。

 県幹部による会議を県庁で開き、「県民と危機感を共有する」として引き上げの判断をした。ステージ2になるのは2月17日以来、約2カ月ぶり。県民にはPCRの受検などに加えて、感染経路を追跡する調査への協力▽飛沫(ひまつ)防止を講じた店を利用するなど飲食時の感染防止▽昼食、休憩時を含む職場での感染リスクへの注意―を要請した。

 県は現状について、幅広いPCR検査や、風邪などの症状がある県民の受診協力で、早期に感染者を見つけられていると分析。他の都道府県と比べて感染を抑え込んでいるとみている。

 ただ、県内では18日までの1週間の新規感染者(人口10万人当たり)が5・3人となり、県独自の警戒基準値(4人)を上回る。この間の感染経路不明率は53・7%で、ステージ3(急増)の指標を超えた。変異株の確認も続いており、このまま拡大すれば大型連休と重なる29日からの1週間に、1日当たりの新規感染者数が平均で84人に達する可能性があるという。

 県は近く、「飲食の場面での感染拡大防止」「事業者を対象とした検査体制強化」「県外を起因とする感染への対策」の三つの方向性で具体策を示すという。会議後に記者会見した湯崎英彦知事は「何とか踏みとどまっているが、感染者が増え始めている。飲食店への営業時間の短縮要請などをできるだけ回避できる形で、感染を抑え込んでいきたい」と協力を求めた。(長久豪佑) 

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