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山口県の成人式、大型連休も苦難 コロナ第4波懸念、相次ぐ中止や再延期

2021/4/21 23:06
周南市が市役所の本庁に設けた記念品の引き換え窓口

周南市が市役所の本庁に設けた記念品の引き換え窓口

 新型コロナウイルスの感染拡大が再び加速し山口県内に第4波の懸念が広がる中、市町は大型連休に延期していた成人式の中止や再延期に追い込まれている。開催するにしても規模を縮小したり、感染者が急増する大阪府や東京都などからの帰省者に自粛を求めたりするなど、慎重な姿勢を強めている。

 光市と周南市はそれぞれ5月3日と4日に延期していた成人式の中止を決めた。2日に予定していた周防大島町も、町内で新たな感染者が出たため開かない。

 光市は3日、代わりにオンライン形式の交流会を計画する。周南市は成人式当日に贈る予定だった記念品のステンレス製タンブラーを新成人に渡す窓口を、市役所の本庁や各支所など20カ所に設けた。年末まで対応する。2日に予定していた柳井市は10月23日に再延期した。

 人数を制限して開くのは防府市。3日予定の式の出席者を新成人代表と来賓の計約20人に絞り、式典をインターネットでライブ配信する。希望者は、来年の成人式に出席できるようにする。

 予定通り式を開く2日の岩国市と4日の山口市は、まん延防止等重点措置の適用地域など感染拡大が著しい地域からの帰省者に出席を自粛するよう、記者会見やホームページ(HP)を通じて要請している。その上で、山口市は出席希望者約千人に健康状態を尋ねるチェックシートを送った。岩国市は式を2部制にして密集を避ける。岩国市教委はHPで、式の前後に大人数で集まって食事をしたり、マスクを外して会話をしたりしないよう呼び掛けている。

 村岡嗣政知事は新成人に向け「各市町が求める感染対策を徹底して出席してほしい」と呼び掛けている。(山本真帆) 

【グラフ】山口県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

【グラフ】47都道府県・過去1週間の新型コロナ10万人当たり感染者数の推移

【特集】新型コロナウイルスNEWSファイル<8>2021年3月・4月



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