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【バスケットボール】選手さろん 広島ドラゴンフライズ・岡本飛竜(28)

2021/4/22 8:40
岡本飛竜

岡本飛竜

 ▽ポジティブにやるしかない

 ―今季の「選手さろん」は岡本選手で最終回となります。シーズンを振り返ってください。

 課題は山ほどあり、向き合って乗り越えないとB1では勝てない。3月24日の三河戦に競り勝てたのがその象徴。みんなが役割を全うした。ああいう試合を続けるのが強いチームだと思った。

 ―うまくいかない時、どうやってメンタル面で切り替えましたか。

 例えば、遠征から帰ったその足でジムに行く。ウエートトレーニングをして心と体を切り替える。それと、1年前から続けている瞑想(めいそう)が良い。(米プロバスケットボール)NBAの選手がやっていると聞いて毎日続けている。足を組んで座って20分間、目を閉じる。明日何をするかが頭を巡るけど、なるべく呼吸に集中する。頭がすっとする。

 ―監督から「ポイントガードが成長しないといけない」と厳しい言葉を掛けられることもありました。

 ガードが駄目だった試合は認識しているので、(古野、田渡と)3人で話し合うことは続けてきた。ただ、ネガティブな気持ちでやっても何も生まれないのは分かっている。批判もあるのかもしれないが、気にしていない。

 高校時代は周囲の目が気になっていた。小学、中学は鳥取県のエースだったのに、宮崎・延岡学園高では試合に出られなかった。極端に落ち込む時期もあった。悩んで思ったのは、ポジティブにやるしかないということ。NBAの選手は周囲の人間も巻き込むくらい、前向きな言葉を発信する。そうなりたい。

 ―20日で28歳になりました。

 同級生と電話すると、いつも「やべーな」と話している。イメージしていた28歳より幼い。もっと大人だと思っていた。子どもがいないからかなあ。早く子どもがほしい。朝山さんがたまに練習場に息子さんを連れてくるんだけど、すごくいいなと思う。結婚もまだなんだけど。

 ―子どもができたらバスケをやってほしいですか。

 もちろんやってほしい。自然とやるように仕向ける。自分が動けるうちに、子どもと1対1で勝負したい。現役の姿も見せたい。

 ―広島で3季プレーしました。来季に向けてどんな思いでいますか。

 広島がずっと目標にしていたB1の舞台に立てたのに、これだけ負けた(7勝42敗)。どう強くなるか、ここが勝負だと思う。見返したい。

 ―朝山選手は今季限りで主将を辞めると言っています。主将をやってみたくないですか。

 もし、そう言っていただけるのならやりたい。拓大では主将だったが、(2004年から指揮している)池内泰明監督に「今までで一番の主将だった」と言われたから。いつでも準備はできている。(聞き手は矢野匡洋)

=おわり

 おかもと・ひりゅう 1993年4月20日生まれ。米子市出身。170センチ、78キロ。ポイントガード。宮崎・延岡学園高から拓大に進学し、4年時の2016年に島根と契約。広島3季目となった今季は、ポイントガード陣で最多の44試合に出場、うち24試合で先発を務めた。 

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