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山口県内コロナ感染、若者に急増 4月は10代以下が2割 変異株が主流に

2021/4/22 21:17

 山口県内で10代以下の新型コロナウイルス感染が目立っている。今月は22日までに38人と感染者全体の約2割を占め「第3波」の時期と比べ割合が倍増している。10歳未満は既に月別で最多になった。県内では感染力が強いとされる変異株が主流となってきており、県は警戒を強めている。

 4月は県内で計222人の感染が確認された。「第3波」が始まった昨年11月の173人を既に超え、月別で今年1月に次いで2番目に多い。「第4派」に突入した感がある。

 これまでと違うのは、若い層の感染が増えていることだ。222人の内訳は、10歳未満と10代がともに19人。20代は47人、30代は30人で30代以下が115人と過半に上った。

 特に10代以下の割合は4月に17・1%となった。第3波の昨年11〜2月の10代以下は計103人。周南市で高校関連クラスター(感染者集団)の発生もあったが、全体に占める割合は8・8%だった。

 医師でもある県健康増進課の石丸泰隆課長は「高齢者より行動性のある20〜60代の感染が増え、家庭内で子どもが感染するケースが見られる」と分析する。県の濃厚接触者のリストに上がってくる10代以下の数は増えているという。

 4月に入って全国と同様に県内でも変異株が急増しており、22日までに105人の感染が分かった。21、22日の発表では計93人の新型コロナ感染者を検査した結果、61人が変異株と判明した。石丸課長は「変異株で子どもが感染しやすくなったという指摘もあるが、従来株と変わらないという情報もある。傾向を注視していきたい」と話している。(渡辺裕明) 

【グラフ】山口県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

【グラフ】47都道府県・過去1週間の新型コロナ10万人当たり感染者数の推移


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