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広島市議会、出席議員6割に調整 感染防止で市幹部も減(2020年5月1日掲載)

2020/5/1 21:14
市議や市幹部の出席を絞って開かれた広島市議会の臨時会

市議や市幹部の出席を絞って開かれた広島市議会の臨時会

 広島市議会(定数54)は1日、新型コロナウイルス対策を審議する臨時会を開いた。密集を避けるため、討論と採決を除いて市議の出席を通常の6割に削減。市幹部も通常の24人を15人に絞り込み、1席ずつ空けて着席した。市議会事務局によると、本会議で意図的に出席者を減らすのは過去に例がないという。

【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 8会派が出席する市議を事前に調整し、31人がマスク姿で議場に入った。他の市議は控室でインターネット中継などを見た。

 本会議では会期を1日間と決めた後、1240億1800万円の2020年度一般会計補正予算案など6議案を上程。松井一実市長は提案理由説明で「感染の終息は見えていない。共助の精神で一人一人の生活を守る」と強調した。

 普段は制限がない質疑は1会派1人、30分以内に設定。市議からは、医療従事者の処遇改善や経済対策の強化を求める声が出た。6議案をいずれも原案通り可決し、閉会した。

 市は補正予算で、苦境に立つ事業者が共同で飲食のテークアウトなどを始める際の補助金2億円を手当てした。申請の受け付けを2日に始める。(新山創) 

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