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聖火リレー中止検討、期待から落胆へ【検証 丸山県政2年】<上>

2021/4/26 21:03

聖火リレー中止検討を表明した実行委員会の会合後の記者会見で、声を詰まらせる丸山知事(2月17日)

 ▽対話の姿勢、求める声も

 丸山達也知事の就任から、30日で丸2年となる。東京五輪聖火リレーの中止検討を掲げて政府に新型コロナウイルス対策の改善を求め、注目を集めた一方、懸案の人口減少対策はコロナ禍で苦戦を強いられる。任期の折り返しを迎える丸山県政を検証する。

 「1日うん万円の協力金が出る感染拡大地域の店がうらやましい」。松江市中心部の繁華街、伊勢宮町で居酒屋を営む伊谷憲一さん(52)はぼやいた。近くのスナックやバーの看板に「テナント募集」の張り紙も目につく。コロナ禍の窮状が続く中、こんな言葉が口をつく。「知事にはもう少し粘ってほしかった」

 2月17日、丸山知事は、島根県内での聖火リレーの中止検討を掲げ、東京都内の感染症対策の改善と、政府の飲食店支援の格差是正を求めた。昨年末から再三、訴えてきたが、一向に響かないとみて仕掛けた「奇策」だった。

 ▽涙ながらに訴え
(ここまで 385文字/記事全文 1317文字)

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