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帝釈峡の国天然記念物「雄橋」の落書き除去 庄原市教委、看板で禁止訴え

2021/4/28 16:39
落書き部分を研磨機で削る市教委の職員

落書き部分を研磨機で削る市教委の職員

 庄原市教委は、同市と東城町と神石高原町にまたがる国定公園帝釈峡内の国天然記念物雄橋(おんばし)に刻まれた落書きを取り除いた。当面、現場近くに落書き禁止を伝える仮看板を設置し続けて再発防止を図る。

 文化財である雄橋に手を加える「現状変更」の許可が文化庁から下りたのを受けて、市教委の職員が現地で除去作業をした。石灰岩の表面に掘られた落書きと周辺を研磨機で削った。

 落書きは昨年11月に、雄橋の東側根元部分の2カ所で見つかった。縦横約10センチの大きさの「R」や、縦約13センチ、横約20センチの範囲で日付やアルファベットとみられる文字が刻まれていた。

 市教委は、2018年8月に同様の落書きが見つかった際には、雄橋近くの看板に落書きしないよう呼び掛ける注意喚起文を載せるなどして啓発してきた。生涯学習課は「二度と起こらないよう観光客のモラルに訴える情報発信を強める」とする。(伊藤友一)


この記事の写真

  • 修復前の落書き
  • 修復後の落書き。研磨機で表面を削り目立たなくした

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