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「りんご塾」、花見で開幕 庄原市高野、都市住民と通年交流

2021/4/29 23:29
リンゴ園の春の農作業について解説する島津さん(手前右端)

リンゴ園の春の農作業について解説する島津さん(手前右端)

 庄原市高野町の下高(しもたか)自治振興区が主催する交流イベント「りんご塾」が同町で始まった。昨年は新型コロナウイルスの影響で秋の収穫体験しか実施できなかったが、咲き始めたリンゴの花見を楽しむ今年初のイベントには、広島市などから家族連れ約30人が集まった。

 同区長でリンゴ栽培を手掛ける島津宏さん(66)が、中国やまなみ街道高野インターチェンジ(IC)に近い同町下門田のリンゴ園を案内した。庄原実業学校(現庄原実業高)の下高野山分農場が開設された1935年から本格化したリンゴ栽培の歴史や、スプリンクラーで散水して花を凍らせて霜被害から守る作業について解説した。

 淡いピンク色を帯びた白い花がほころぶリンゴ園を訪れた一行は、花の匂いを楽しんだり、記念撮影したりして春の一日を楽しんだ。家族3人で訪れた広島市安佐南区の小学4年三谷莉奈さん(9)は「サクラの花みたいで、とてもきれい」と笑顔を見せた。

 夏の摘果や秋の収穫に加え、冬には枝の剪定(せんてい)を体験する予定でいる。同振興区の草谷洋事務局長(65)は「季節の変化を楽しみながら都市住民との交流を深めたい」と期待している。(石川昌義) 

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