• トップ >
  • 地域ニュース >
  • アーカイブ >
  • 紙屋町・八丁堀地区と広島駅周辺の一部、「特定地域」に格上げへ 中四国初、税制優遇手厚く(2020年9月16日掲載)

地域ニュース

紙屋町・八丁堀地区と広島駅周辺の一部、「特定地域」に格上げへ 中四国初、税制優遇手厚く(2020年9月16日掲載)

2020/9/16 10:40

 広島市中心部の紙屋町・八丁堀地区とJR広島駅周辺地区で、民間の再開発を促す「都市再生緊急整備地域」(計234ヘクタール)のうち計153ヘクタールが16日、さらに手厚い税制面の優遇などを受ける「特定地域」に格上げされる見通しとなった。政府が15日に関連の政令改正を閣議決定した。特定地域の指定は中四国地方では初めて。

 指定されるのは、緊急整備地域の紙屋町・八丁堀地区(161ヘクタール)のうち108ヘクタールと、JR広島駅周辺(73ヘクタール)のうち45ヘクタール。この両地区を統合し、「広島都心地域」として指定する。就業人口や事業所数が、10年以内に東京都心と同水準となると見込まれるなどの基準を満たした。

 特定地域になると、容積率の緩和など既存の優遇に加え、開発規模など一定の条件をクリアすると税制の優遇が手厚くなる。不動産取得税の控除は5分の1から半分に増えるほか、所得税や法人税、固定資産税も優遇される。

 緊急整備地域は全国に52地域あるが、特定地域は三大都市圏と福岡、札幌の13地域に限られていた。市は都市の国際競争力を高めるために2019年、特定地域の指定を目指す官民でつくる協議会を設置。今年4月、内閣府に指定を申請していた。

 松井一実市長は「新型コロナウイルス収束後の社会は、東京一極集中を是正する契機となり得る。広島がその受け皿となれるよう指定のメリットを生かし、都市機能の充実強化を図りたい」などとコメントを出した。(新山創)

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧