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広島アッセ、54年で幕 建て替えへ閉館、新駅ビル25年開業へ(2020年4月1日掲載)

2020/4/1 10:40
閉館セレモニーで頭を下げる藤岡社長(右から2人目)たち(撮影・藤井康正)

閉館セレモニーで頭を下げる藤岡社長(右から2人目)たち(撮影・藤井康正)

 JR広島駅(広島市南区)の駅ビル「広島アッセ」が31日、建て替えのため閉館し、54年4カ月の歴史に幕を下ろした。新しい駅ビルは、2025年春の開業を目指す。

 午後8時に最後の営業を終えた。1階西側入り口付近であった式典で、運営する中国SC開発(同)の藤岡秀樹社長が「玄関口として広島らしさを前面に出し、憩いの場を提供できたのは誇り」とあいさつ。特設のスクリーンに感謝のメッセージや開業時の写真が映し出され、足を止めた客は別れを惜しんだ。

 中区の会社員垰実穂さん(31)は「母と映画を見たり友人とお茶したりと思い出がいっぱい。閉館は寂しいが、新しくなって広島が明るくなれば」と話した。

 広島アッセは1965年12月に開業。99年、駅南口再開発に合わせたリニューアルで現在名になった。地上7階から地下1階の延べ1万961平方メートルに飲食や衣料品、お土産など130店が入る。

 新しい駅ビルは地上20階、地下1階建てで延べ約2万5千平方メートル。商業施設やシネコン(複合映画館)、400室規模のホテルが入る。JR西日本は4月、ビルを撤去する工事を始める。9月には南北地下自由通路が閉鎖される。(筒井晴信)

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