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ホテル用地、都心にぽっかり 広島市中区富士見町、ヒルトン建設へ解体進む【変わる街】(2019年10月1日掲載)

2019/10/1 10:40
旧広島東署など4棟の建物が姿を消したヒルトンの建設予定地=広島市中区(撮影・安部慶彦)

旧広島東署など4棟の建物が姿を消したヒルトンの建設予定地=広島市中区(撮影・安部慶彦)

 広島市中区富士見町に国際会議を開ける多機能型ホテルを誘致する計画で、建設予定地にあった旧広島東署など4棟の施設がほぼ解体された。跡地には、米大手のヒルトンが運営するホテルが2022年度にお目見えする予定だ。工事は年内にも始まる計画で、一帯の風景は様変わりする。

 マンションやビルに囲まれた「まちなか」の工事現場で、重機がひっきりなしに動く。6400平方メートルの長方形の敷地にあった旧広島東署や旧県総合女性センター「エソール広島」の建物は姿を消し、今は地ならしが進む。隣接する旧県薬剤師会館と旧県歯科医師会館も、ほぼ更地となった。

 4棟の解体工事は周囲のブロック塀の撤去など最終工程を経て、12月中旬までに順次、終わる。その後はホテルの建設へとステージを移す。担うのは、瀬戸内7県の地銀などでつくる「瀬戸内ブランドコーポレーション」(広島市中区)が設けた特別目的会社(SPC)となる。

 SPCは200億〜300億円を投じ、415室の客室や千人規模の国際会議場を備えたホテルを建てる。レストランやスパも備える予定で、工期は2年4カ月間を見込んでいる。

 県は、広島東署とエソール広島が建っていた県有地の売却などでホテル建設を主導してきた。県観光課は「市内で不足する外国人旅行者向けの宿泊先の確保に加えて、国際会議の誘致でも高い効果が見込める。国際平和都市にふさわしい場になるはず」と期待する。(樋口浩二)


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