地域ニュース

岩国市の小中校が再開 山口県内唯一、新型コロナ(2020年5月7日掲載)

2020/5/7 21:28
学校が再開し、マスクを着用して担任の話を聞く岩国小の児童

学校が再開し、マスクを着用して担任の話を聞く岩国小の児童

 新型コロナウイルスの感染防止で臨時休校していた岩国市の小中学校が7日、教室の換気やマスク着用などの対策をした上で授業を再開した。山口県内で小中学校の再開は岩国市だけ。校舎には3週間ぶりに子どもの声が響く一方、感染の不安から保護者の判断で登校を自粛するケースもあった。

 岩国小ではマスク姿の児童が「久しぶり」「元気だった」と声を掛け合いながら登校。教室で担任から手洗いや友達と距離を保って話すなどの注意を受けた後、勉強に取り組んだ。

 6年の加藤里桜さん(11)は「休みの間は友達と電話でしか話せなかった。学校が始まって良かった」とほおを緩めた。相川智幸校長(57)は「不自由な生活でも勉強を頑張ろうと勇気づけたい」と話した。この日は全校児童812人のうち35人が感染の不安から登校せず出席停止扱いとなった。

 市は県立学校が24日まで休校を延長する中、市内では4月13日以降に感染者が出ていないことなどから全小中学校の再開を決めた。

 中国地方では広島県が5月31日まで全公立校を休校。島根、岡山の両県も同日まで県立校を休校、一部市町村が小中学校を再開している。鳥取県は7日から全公立校の授業を再開した。(永山啓一) 

関連記事「山口県内校大半24日まで休校 知事方針に市町教委追随」

関連記事「学校にコロナ対応ガイド配布 山口県教委、防止策や再開時注意点」

関連記事「島根県、県立学校の休校を31日まで延長 県有施設の一部9日以降に再開 新型コロナ」

関連記事「休校判断、地域で違い 島根県西部中心に小中校再開へ」

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

アーカイブの最新記事
一覧