地域ニュース

島根県川本町民の自主制作映画が完成 自然や伝統文化盛り込んだミステリー、オール地元ロケ

2021/5/3 21:27
映画の撮影をする柴原さん(左から2人目)たち川本町民

映画の撮影をする柴原さん(左から2人目)たち川本町民

 島根県川本町民による自主制作映画が完成した。「魅力的な町の風景や人を映像に残したい」と、同町の三原まちづくりセンターに勤める柴原かんなさん(49)と大友葉子さん(42)が中心となり、ミステリー仕立ての物語に仕上げた。オール川本ロケで、出演や撮影、編集を全て町民が担った。30日に上映会がある。

 作品名は「みづえさんはいなくなった」。老婦人が姿を消し、大友さん演じる主人公が行方を捜して関係者を訪ねる物語。主に三原地区が舞台で、豊かな自然や伝統文化に触れながら住民と交流していく。柴原さんが脚本と監督を務め、約1時間にまとめた。

 約1年半の準備を経て、昨年6月に撮影を開始。約60人の町民に出演してもらった。同地区に受け継がれる田植えばやしや町特産エゴマの収穫など四季を感じる場面を盛り込んだ。地元の神社や美容院も登場する。大友さんは「キャストもスタッフも町民にこだわった。地域の人に楽しんでほしい」と話す。

 夫の仕事の都合で柴原さんは7年前、大友さんは10年前に同町にIターン。地元の人には見慣れた行事や風景も新鮮に感じ、映画作りを発案した。同センターが公民館活動などを支援する県の補助事業を活用して制作した。柴原さんは「制作を通じて住民同士のつながりを深められた。地域の魅力を再発見してもらえたらうれしい」と願う。

 上映会は午前10時と午後2時から同町の悠邑ふるさと会館である。入場無料。(鈴木大介)


この記事の写真

  • 映画「みづえさんはいなくなった」の田植えばやしの一場面

上記の写真をクリックすると拡大して表示されます。

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧