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広島県が休業一部解除 映画館や美術館再開 新型コロナ(2020年5月11日掲載)

2020/5/11 23:21
臨時休館中の広島県立美術館(広島市中区)

臨時休館中の広島県立美術館(広島市中区)

 新型コロナウイルス対策の休業要請で、広島県は11日、映画館や自動車教習所など一部の施設を対象から外した。4月22日に幅広い店舗や施設へ要請を始めて以来、解除は初めて。県内での感染拡大を防ぎつつ、社会経済活動を取り戻す動きがそろりと始まった。

 県は新たな感染者が少ない状況などが続けば、3段階で制限を解く方針。多くの商業施設への休業要請の解除と、飲食店の営業時間短縮や県民の全日の外出自粛の緩和は、大型連休中の人の動きの影響を見極めて20日ごろに判断する。全面解除は6月1日を目指す。

 政府は今月14日、専門家の意見をもとに緊急事態宣言の対象地域を一部解除できるか発表する構え。広島県は対象から外れた場合の対応について「国の対処方針の変更や県内の感染状況を踏まえて、あらためて判断する」としている。

 県が11日に休業要請を解除したのはほかに、動物園や水族館、劇場、ペット美容室など。いずれも密閉、密集、密接の「3密」を避けるなど、感染防止策の徹底が条件となる。

 これを受けて広島市内の映画館や呉、尾道各市にある美術館などが早速、営業を再開した。一方、緊急事態宣言や県民の全日の外出自粛が続く状況で再開を当面見送る施設もあった。

 飲食店などに求める営業時間の短縮は、午前5時から午後9時までの間となり、従来と比べて1時間遅くなった。酒類の提供は午後7時までで変わらない。(畑山尚史、宮野史康) 

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