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広島県、広島市と福山市で大規模PCR実施 従業員10人以上の全事業所対象【動画】

2021/5/6 16:14

広島市と福山市の全ての事業所を対象にしたPCR検査について説明する湯崎知事(6日午後2時44分、広島県庁)

 広島県の湯崎英彦知事は6日、臨時の記者会見を開き、広島市と福山市の全ての事業所(従業員10人以上)で働く人を対象に、新型コロナウイルスのPCR検査を集中実施すると発表した。対象者は広島市40万人(1万2千社)、福山市16万人(5千社)の計56万人で、このうち半数の計28万人以上の受検を目標にするという。集中検査で感染者を早期に発見し、感染の急激な広がりを食い止めるのを目指す。

【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 湯崎知事は記者会見で、県内の直近の感染状況について「大型連休中に収まる傾向がなく、広島市と福山市では感染が拡大している」と指摘。大型連休中、政府が緊急事態を宣言している東京都や大阪府などからの人の流れ込みが続き、これから感染が急拡大する恐れがあると危惧した。

 その上で、広島市と福山市の事業所での集中検査について「単に職場内で感染を抑えることにとどまらない効果がある」と強調した。具体的には(1)最近の新規感染者は20〜50代が大半で、どこかで働いている(2)職場での感染者の捕捉が家庭などへの拡大を防ぐことにつながる―と例示した。

 集中検査への参加は任意で、強制力はない。湯崎知事は「陽性者が出れば対応に困るので、受けさせたくないという思いもあるかもしれない。ただ、陽性者の発見が遅れると影響が大きい」などとして、協力を呼び掛けた。陽性者が出た場合には、濃厚接触者や感染経路を把握する追跡調査への協力を促した。

 事業所を対象にした集中検査を受けるには、まず専用のホームページ(HP)で予約する必要がある。届いた検査キットを使い、従業員は提出日の朝に自宅で検体を採取し、午前中に事業所へ出す。事業所が取りまとめた検体は、県が回収して検査。回収日の翌日か翌々日に、陽性者に限って連絡をする。

 広島市の事業所では6日に予約の受け付けを始めた。期間は23日まで。検体の回収日は、中、東、安佐北、安芸の4区の事業所が10〜19日▽南、西、安佐南、佐伯の4区の事業所が20〜28日―となる。

 福山市の事業所では予約受け付けが13〜23日、検体回収日が19〜28日となる。 


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