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岡山県「まん延防止」適用申請を検討、病床使用率70・1% 岡山市は公道での聖火中止求める

2021/5/7 19:51
「医療崩壊が始まっている」と話す伊原木知事

「医療崩壊が始まっている」と話す伊原木知事

 岡山県の伊原木隆太知事は7日の臨時記者会見で、4月29日〜5月5日の直近1週間の新型コロナウイルスによる病床使用率が70・1%と過去最高値を更新した、と発表した。「医療崩壊が始まっている」として、まん延防止等重点措置の国への適用申請に向け検討に入ったと明らかにした。一方、岡山市は同日、市内で19日に予定している聖火リレーについて公道での開催中止を県に求めた。

【グラフ】岡山県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 県内の病床は412床のうち289床が埋まった。感染状況を示す6指標のうち3指標がステージ4(爆発的感染拡大)を示した。伊原木知事は「今やっている営業時間の短縮と夜間の外出自粛の要請を徹底したい」として、ステージ4への移行は今回見送った。

 ただ、罰則付きの時短要請がメインのまん延防止等重点措置については「県としても強い措置を望んでいる」とし、国との協議を今後本格化させるという。

 県は16日までの間、時短と、県民に行動変容を求める二つの要請をしている。伊原木知事は「まだ、カラオケ喫茶やホストクラブで感染する事例が出ている」とし、感染対策の徹底を重ねて県民に呼び掛けた。

 一方、岡山市の大森雅夫市長は同日の対策本部会議で、公道での聖火リレーの実施が困難であると県に伝えた、と明らかにした。会議後の会見で「市内の医療体制は逼迫(ひっぱく)している。感染拡大を招きかねない」と理由を説明。伊原木知事は「感染状況を直前まで見極めてから決めたい」と話していた。

 この日、県内では過去最多となる129人の新規感染者が確認された。(中島大)


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