地域ニュース

岩国の魅力発掘任せて 全日空客室乗務員の中尾さん、市広報戦略課に

2021/5/8 20:58
「岩国の魅力を再発見して発信したい」と話す中尾さん

「岩国の魅力を再発見して発信したい」と話す中尾さん

 岩国市の魅力を発信するシティプロモーション推進員として、全日本空輸の客室乗務員中尾茉由さん(28)が4月、市広報戦略課に着任した。新型コロナウイルスの影響で旅客需要が低迷する中、社内の公募に応じた。搭乗勤務で国内外を回った経験を生かし「観光による地域振興に貢献したい」と意気込んでいる。

 世界を飛び回る客室乗務員に憧れ、2016年に全日空に入社した。米国や欧州への国際線を含め、月20日程度のフライトをこなす慌ただしい日常は昨年春に一転。搭乗する機会は月1、2回に激減した。自宅で業務マニュアルの復習や英語の勉強を繰り返す日々の中「客室乗務員の経験をほかの仕事に生かしたい」と考え始めたという。

 生まれも育ちも東京。移り住んだ初めての地方都市、岩国の印象を「山に囲まれ、錦川や由宇のビーチなど自然もいっぱいあり、生活しやすい」と話す。一方で、錦帯橋周辺では「ご飯をどこで食べていいか分からなかった。情報発信を工夫した方がいい」と課題も感じたという。

 広報戦略課では市の公式フェイスブックで紹介する地域行事や観光施設の取材を担当。既に錦川のアユの放流や「岩国寿司(ずし)」作り体験などの記事を掲載している。

 任期は1年で最長2年まで延長できる。「イベント情報の発信だけでなく、新たな市の魅力を発掘し、市外から人を呼び込む観光プロモーションを企画したい」と笑顔を見せた。(永山啓一) 

  • 前の記事へ
  • 次の記事へ

 あなたにおすすめの記事

同じ日のニュースの記事
一覧