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広島市中心部、なお人波 新型コロナの県集中対策初日、平和公園は閑散【動画】

2021/5/8 22:55

多くの買い物客たちが行き交う本通り商店街(8日午後0時20分、撮影・藤井康正)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた広島県独自の集中対策が始まった8日、広島市中心部を訪れる人は前日や前週の週末よりやや減ったが、買い物客の姿も多く見られた。一方、原爆資料館が10日から臨時休館する平和記念公園(中区)などは閑散としていた。

【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 中四国地方で最大規模の本通り商店街(中区)。東区の佐々木雅之さん(74)はいつも午後に出掛けるが、県が人との接触を減らすよう求めたのを受けて人が少なめの午前中にスーパーを訪れた。「食品などを多めに買って明日は自宅で過ごす」。20分ほどで用事を終え、帰宅を急いだ。

 ただ商店街は昼すぎから夕方にかけ、行き交う人がぐっと増えた。広島本通商店街振興組合は母の日(9日)にちなみ、商店街で千円以上買った人にカーネーションを贈るキャンペーンを7日から開催。8日に渡したのは前日より約60鉢少ない約360鉢だった。

 同組合の山内将嗣販促企画・広報情報化部長(45)は「道行く人はそれほど減ったように見えない。感染に配慮しつつ、中心部に出掛けたいという人が多いのではないか」と受け止めた。

 ▽前週比では減少

 NTTドコモの分析によると、同商店街を含む中区紙屋町の8日午後3時の人出は前日より13・3%減った。1週間前の土曜の1日より人出はやや減っているが、減り幅はそれほど大きくない。こうした状況を受けて買い物客の入場を制限する店もあった。百貨店の広島三越(中区)は、前日の7日にオープンしたスーパー紀ノ国屋の入場を同時に30人までにした。

 また広島都市圏では8日、郊外の大型商業施設では食品売り場を中心に、普段の週末とあまり変わらない人出が見られた。

 一方、平和記念公園の人影はまばら。数年ぶりに原爆資料館を訪れたという南区の会社員男性(38)は「これほど人が少ないとは思わなかった」と驚いていた。8日にボランティアガイドが案内したのは3人。5―Daysこども文化科学館(中区)などはこの日から閉め、入り口の掲示を確認する人もいた。

 ▽カープ変更なし

 集中対策期間は6月1日まで。スポーツ関連の対応も相次ぐ。プロ野球の広島東洋カープはマツダスタジアム(南区)である今季の全試合の入場券を3月9日に、1試合あたり定員の50%となる上限1万6500席で発売し、全席が完売している。広島県が打ち出した新型コロナウイルス感染拡大防止集中対策では、5月11日までに販売したチケットは適用されないため、今後も上限1万6500人の入場者数に変更はない。

 J1サンフレッチェ広島がエディオンスタジアム広島(安佐南区)で予定する集中対策期間のリーグ戦は、15日の徳島戦と26日の浦和戦の2試合が対象。徳島戦は既に販売が始まっているため、定員の50%となる1万7500人を上限とする。12日に発売開始予定の浦和戦については、近日中に対応を検討する。(秋吉正哉)  

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