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山口県、聖火リレー初日中止を発表 2日目は予定通り【動画】

2021/5/10 23:14

感染者の急増を踏まえ、聖火リレー初日の中止を説明する村岡知事=右(撮影・山下悟史)

 山口県の村岡嗣政知事は10日、県内で13、14日に予定されている東京五輪聖火リレーについて、初日は中止にすると発表した。中国地方のトップを切って13日に巡る地域で新型コロナウイルスの感染が急拡大しているため。代替コースも用意しない。14日は現時点では予定通り実施する。

【グラフ】山口県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 リレーの県実行委員会事務局の県によると、13日のゴール地点となる山口市で予定する聖火の到着を祝う式典は開く。無観客を含めて協議している。

 13日のルートは岩国市を出発し柳井、光、下松、周南、防府、山口の各市を計85人が巡る予定だった。この地域では4月29日〜5月10日にクラスター(感染者集団)が9件と多発した。感染経路が不明な事例も多いことから断念した。村岡知事がこの日、各市長に経緯を伝え、理解を得た。

 緊急の記者会見を開いた村岡知事は「直前での取りやめは本当に心苦しく申し訳ない」と陳謝。その上で「連休明けからこれだけの感染の急増は正直思ってもみなかった。苦渋の判断だが、県民の安心安全、命や健康を守ることを最優先に考えて判断した」と説明した。(渡辺裕明) 

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