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広島県は169人感染 GW中の成人式出席者も 11日の新型コロナ

2021/5/11 22:47

広島県庁

 広島県内で11日、新たに169人の新型コロナウイルス感染が発表された。9日の195人、8日の181人、10日の180人に続き4番目に多い。発表主体別は広島市98人、県45人、呉市17人、福山市9人で、呉市は過去最多となった。中等症1人、軽症148人、無症状20人という。

【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

 呉市は併せて、公表済みの感染者のうち4人が、大型連休中の2日に広地区であった成人式の出席者と明らかにした。新たなクラスター(感染者集団)として、広島市と県内の酒類提供店の2件が公表された。

 呉市によると、広地区の成人式に出た4人は2グループに分かれており、それぞれ式後に市内で複数人と会食していた。帰省者かどうかなどは明らかにしていない。

 市は11日、広地区の出席者全員に、体調不良時の対応やPCR検査の受検場所を伝える文書を送った。大型連休中、市内18地区のうち10地区で成人式があり、ほかの9地区では感染者は確認されていないという。

 広島市の98人の年代別は、20代36人、30代20人、40代14人、10代9人、50代8人、60代4人、10歳未満と70代各3人、80代1人。軽症88人、無症状10人という。直近1週間の新規感染者数(10万人当たり)は51・4人となり、「ステージ4」(爆発的感染拡大)の25人を上回る状況が続いている。

 市教委によると、このうち10歳未満の2人は西区の市立小2校の児童で、10代の2人は安芸区の市立中の生徒と市内の市立高の生徒。西区の市立小1校と市立高は濃厚接触者の調査などのため11〜13日に臨時休校し、市立小の放課後児童クラブは受け入れを停止する。

 クラスターは市内の事業所で生じた。10日までに9人の感染が判明した。20代5人、30代3人、40代1人で、軽症か無症状という。

 県の45人は9市3町に住んでいる10歳未満〜80代で、13人は他事例との関連が分かっていない。庄原市17人▽東広島市8人▽尾道市4人▽大竹市、廿日市市各3人▽三原市、府中市、海田町各2人▽竹原市、江田島市、熊野町、大崎上島町各1人。症状別は、中等症が1人、軽症が40人、無症状が4人という。

 クラスターが発生した酒を出す店ではこれまでに、従業員2人、利用客13人の計15人の陽性が判明した。全員が庄原市在住で、うち8人はこの日の新規感染者に含まれているという。関係するのは24人で、特定済みとしている。

 呉市の17人は20〜70代。市内の1日当たりの感染者数としては、昨年9月28日発表の15人を上回り、最多となった。内訳は児童1人、20代5人、30代2人、40代1人、50代1人、60代4人、70代3人。市によると、13人が軽症、4人が無症状という。

 市福祉保健部の原垣内清治部長は「感染者に20代など若い世代が増えている。これ以上増えると行動の追跡調査が難しくなる恐れもあり、外出を控えて人との接触機会を減らしてほしい」と呼び掛けている。

 広島市教委は、呉市の新規感染者のうち20代の1人について、中区の市立小の職員と明らかにした。この小学校を臨時休校とし、放課後児童クラブの受け入れを停止した。

 福山市の9人の内訳は、60代5人▽40代2人▽10、30代各1人。7人が軽症、2人が無症状という。 

【グラフ】47都道府県・過去1週間の新型コロナ10万人当たり感染者数の推移

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