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鞆文化財に傷、広島県警が男逮捕へ 高知で起訴、愛知の48歳

2021/5/11 23:07

国登録有形文化財「いろは丸展示館」で1月に見つかった傷(福山市提供)

 福山市鞆町の国登録有形文化財などに傷が付けられた事件で、広島県警は、愛知県清須市の男(48)=建造物損壊などの罪で起訴=が関与した疑いが強まったとして12日にも文化財保護法違反などの容疑で逮捕する方針を固めた。11日、捜査関係者への取材で分かった。

 鞆町では1月、国登録有形文化財「いろは丸展示館」や国重要文化財「太田家住宅」、福山市重文「鞆の津の商家」など13カ所で故意に引っかいたとみられる線状の傷が見つかった。

 広島県警は文化財保護法違反などの容疑で捜査。捜査関係者によると、男は2月、岡山城(岡山市北区)に傷を付けたとして同法違反などの疑いで岡山県警に逮捕された。その後、松山城(松山市)や高知城歴史博物館(高知市)にも傷を付けたとして各県警に逮捕され、高知の事件で4月に起訴されている。関連の捜査で鞆町での容疑が浮上したという。

 広島県警は12日に男を高知県から福山西署に移送する予定で、容疑が固まり次第、逮捕する方針。福山市内では福山城の国重文「筋鉄(すじがね)御門」にも同様の傷が見つかっており、関連を調べる。

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