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予約初日、枠の7割止まり 広島市高齢者ワクチン、電話混み合う

2021/5/15 21:38

 新型コロナウイルスの高齢者向けワクチン接種で、広島市は15日、市のコールセンターとインターネットでの予約の受け付けを始めた。まずは80歳以上を対象に絞ったが、電話がつながりにくい状況が終日、続いた。商業施設などでの集団接種と一部医療機関の個別接種で用意した計4805人分の枠で、埋まったのは7割にとどまった。

 市によると、予約枠は17〜23日に1701人、24〜30日に1610人、31日〜6月4日に1494人分を用意した。高齢者の中にはネットを使えない人がいるとみて、電話とネットにほぼ同数を振り分けた。

 その結果、ネット枠は97%が埋まったが、電話枠は45%にとどまった。市はコールセンターで40回線を用意したが、開始直後から混み合い「電話がつながらない」などの声が届いた。市は状況の改善へ、回線の増設を急ぐ。

 全国各地で障害の発生が報告されているネットの予約システムに問題は生じなかった。一方で「予約方法が分からない」などの問い合わせがあったという。

 市は16日に6月5日分の330人分を加えるなど、今後は毎日、予約枠を追加する。市健康推進課は「電話予約は、対応に思った以上に時間がかかった。つながらなかった人には申し訳ない。可能な限り早く回線を確保し、スムーズな予約につなげる」としている。

 市のワクチン接種のうち個別接種の予約は、かかりつけ医などの医療機関が既に個別に受け付けている。(余村泰樹) 

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