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知恵絞り、密ゼロ運動会 「成長発表の場」を確保

2021/5/22 20:54
縄跳びを使ったダンスを披露する麻里布小の6年生

縄跳びを使ったダンスを披露する麻里布小の6年生

 新型コロナウイルスの流行が続き、山口県内の小学校の運動会が様変わりしている。感染を防ぐため学年別に開いたり、保護者の人数を制限したりするなどの工夫が目立つ。秋に延期する学校も相次ぐ。子どもの成長を発表する場をどう確保するか、各校は知恵を絞っている。

 岩国市の麻里布小は22日、運動会を開いた。6年生のダンス「オーバー・ザ・レインボー」では124人が一斉にポーズを決めたり、長縄を跳んだりした。

 ただ、見ているのは5年生の児童と6年生の保護者だけだった。密集を防ぐため例年のようには全児童を集めず、低、中、高学年の3部に分けて約1時間ずつ開いた。短時間のためコロナ前と比べるとプログラムは大幅に減らした。見学する保護者も児童1人につき2人までとし、自分の子どもが出るプログラムの終了後は速やかに帰宅するよう促した。

 昨年も規模を縮小して秋に開いた。大野元良校長は「運動会は日常とは違う貴重な経験になるので開いてあげたかった。特に6年生にとっては小学校で最後になる」と話した。

 全校児童815人の岩国小は各学年30分の「体育発表会」として開催した。競技はビデオで撮影し、後日、他学年に見てもらう。岩国市内では5月中に開く予定だった3校が秋に延期した。

 この日は山口市の8校、周南市の10校などでも運動会があった。午前中に終えたり、来賓の参加を取りやめたりするなどの感染対策を取った。(黒川雅弘)

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