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山口県知事、北九州への移動自粛要請 コロナ感染の波、関門海峡越え警戒(2020年5月29日掲載)

2020/5/29 21:05
当面の間、県民に北九州市への不要不急の移動を自粛するよう要請する村岡知事

当面の間、県民に北九州市への不要不急の移動を自粛するよう要請する村岡知事

 山口県の村岡嗣政知事は29日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が起きたとみられるなど感染の第2波が懸念されている北九州市への不要不急の移動を自粛するよう県民に要請した。県の対策本部員会議で決めた。

 県境で接する北九州市は連日、感染経路が不明な患者が発生。28日には新たに21人の感染が確認され、2カ所の病院でクラスターが発生したとみられている。感染が確認された医療スタッフには、下関市の女性が2人いたことも29日明らかになった。また同市は年間約60万人が訪れる市立水族館の「海響館」について6月1日から再開する予定だったが、19日に延期した。

 こうした事態を受け村岡知事は、通勤や通学、通院などを除き北九州市を訪れないよう県民に要請。会議後の記者会見では「感染の波が関門海峡を越えて山口県に押し寄せることは絶対に避けなければならない」と強調した。

 また、県は県境を越える移動について、14日に緊急事態宣言が解除された38県について6月1日から解禁する。大阪、京都、兵庫の2府1県は11日まで、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県と北海道は18日まで不要不急の移動を控えるよう求めた。(渡辺裕明) 

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