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福山市でのワクチン大規模接種7日から 広島県が方針、7月30日まで 3万4000人を予定

2021/5/24 22:46

 広島県が福山市で計画している高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場で、県が接種期間を6月7日〜7月30日とする方針を固めたことが24日、分かった。最大で福山市と同県世羅町の高齢者の4分の1に当たる約3万4千人を受け入れ、6月1日から予約を受け付ける方向で最終調整している。広島市が検討している集団接種会場の増設で、複数の大規模施設が候補になっていることも判明した。

 複数の関係者によると、福山市の大規模接種会場は同市御幸町のビッグ・ローズに設ける。新たに承認された米モデルナ製ワクチンを使い、期間中に1人につき2回、4週間の間隔を空けて接種する。1日の最大接種回数は1800回を予定。コールセンターを設け、電話やインターネットで予約を受け付ける。

 接種対象は一時、全県民とする案を探ったが、最終的に福山市と世羅町の住民に絞り込んだ。両市町の高齢者のうち4分の3は市町の接種態勢で対応できるとみて、ほかの4分の1を大規模会場で受け入れる。

 事業費は5億2500万円を見込んでおり、当面は予備費を財源に充てる。その後、必要な経費を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案を、6月25日に開会予定の県議会定例会に提案する方針という。

 高齢者向けワクチン接種の完了予定を巡っては当初、福山市が9月末、世羅町が9月上旬を見込んでいた。政府がその後に7月末の目標を打ち出したのを受け、両市町は今月21日、7月末へ前倒しすると表明。枝広直幹市長は必要な接種回数の確保策の一つとして、県による大規模接種会場の設置に言及していた。

 広島市が集団接種会場の増設で、市有と県有の複数の大規模公共施設を候補としていることも、複数の関係者への取材で分かった。県との調整では、具体的な施設名を示して協力を求めている。市は20日、完了時期を従来の「10月初旬」から「7月末をめど」へ大幅に前倒しすると表明しており、大規模接種では会場や実施時期などの検討を急いでいるという。(河野揚、久保田剛) 

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